結婚式宴でBGMをかけるにはCDの原盤が必要になってきます。
どうしても「定番」といわれる曲が多く、新しい曲が入ってきにくいブライダルシーンに新しい風を取り込みたい!
2022年2月にリリースされたCDの中で、結婚式で使いやすいおすすめ曲をピックアップ・解説していきます!
また、今回は結婚式を抜きにした注目リリースも紹介していきます!
こんにちは、音響オペレーターのうちぼりです。
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◆総まとめ!結婚式の進行とおすすめBGMはコチラ!
多くの場合、結婚式・披露宴で使用する楽曲はCDの原盤の準備が必要です。披露宴当日の14~30日までに準備が必要なので、選曲が決まれば、CDの準備を進めましょう!
【2月】結婚式で使える最新リリース曲!
絢香 - Victim of Love feat. Taka (from アルバム「LOVE CYCLE」)
絢香の新アルバム「LOVE CYCLE」より、Victim of Love feat. Takaです。
ONE OK ROCKのボーカルTakaとコラボした楽曲です。絢香が作曲、Takaが作詞担当をしています。
リバーブと打ち込みを多用した、時代に合ったサウンドワークの曲だなと思いました。歌もウィスパーボイスだったりブレスを多めに使って曲に合わせているのが特徴的です。
お色直し入場、もしくは演出シーンで使いやすく、良く合いそうです。
話題性もあり、歌詞・曲調も良いので結婚式で使いやすい曲になりそうです。
SEKAI NO OWARI – Diary (from アルバム「Dairy」)
SEKAI NO OWARIの新作、Diaryです。
Netflixドラマ「未来日記」の主題歌として書き下ろされた曲で、歌詞担当のSaori曰く、「初めて真正面からラブソングを作ったなって思います。」とのこと。
ドラマの内容にかなりリンクした歌詞で、実際のドラマの結末次第で少し意味が変わりそうな内容の歌詞ではある点が要注意でしょうか。
全体的にストリングスとピアノが強調されたかなりしっとりの曲調になっています。とくにピアノソロは圧巻の出来になっているのでSEKAI NO OWARIを初めて聞く方にも一度聞いていただきたい曲です。
披露宴でのキャンドルサービスのような演出シーンで映える曲かと思います。
宇多田ヒカル - BADモード (from アルバム「BADモード」)
宇多田ヒカルの最新アルバム「BADモード」より、リードトラックBADモードです。
シン・ヱヴァンゲリヲンの主題歌などを含む10曲組のフルアルバムで、アルバムタイトルと同じ曲タイトルであるBADモードがリードトラックとなっております。
自分の状態が良い時でも悪い時でも、大切な人を大切に想う気持ちを書いた曲になってます。
曲調的にはビートが強めのシティポップといった感じで、ケーキや中座、退場などのシーンで使えそうです。またお食事中の歓談時間にも向いている曲かと思います。
Vaundy - 裸の勇者 (from アルバム「裸の勇者」)
日本の邦楽の新時代を作るクリエイターの一人Vaundyより、裸の勇者です。
アニメ「王様ランキング」の主題歌として書き下ろされた曲になります。
書き下ろしなだけあって、アニメの内容と歌詞がとてもリンクした曲です。
Vaundy曰く、「アニソンらしさを感じる曲展開も(歌詞と共に)意識した」とのことで、Aメロやサビの入り方などに顕著に意識が表れていると感じました。
王子が国や世界・自分のハンデ等への愛を歌った曲ですが、愛する対象を置き換えて考えることは全然出来、また歌詞内容もネガティブなものではないので結婚式でも使えるかなと思います。
披露宴の入場や中座、退場などで使える曲かと思います。
SUPER BEAVER - 東京 (from アルバム「東京」)
レぺゼン ジャパニーズ ポップミュージック from Tokyo Japan SUPER BEAVERの新アルバム「東京」より、リードトラック東京です。
「愛されていて欲しい人がいる なんて贅沢な人生だ」という強烈に頭に残る歌詞から始まる曲です。
大切な人がいる人生を歌った曲で結婚式にはぴったりです。
結婚式では入場などでも使えますが、シーンとしては終盤の花束・記念品贈呈や退場に使うととてもカッコよく進められると思います。
また、この「東京」というアルバムに入っている名前を呼ぶよや愛しい人、未来の話をしよう等の曲も凄く良いので、是非聞いてほしいアルバムです。
Avril Lavigne - Love Sux
世界的パンクロック プリンセスAvril Lavigneから待望の新アルバム「Love Sux」です。
全曲通してアヴリルらしい、疾走感とエネルギーのある曲ばかりです。
失恋を歌った曲も多数あり、結婚式で使うのは要注意ではありますが、英語圏だけでなく日本でも一定の人気を誇るアヴリル待望の新アルバムということでピックアップしました。
【2月】音響が選ぶ注目リリース!
2月はリリース数がそこまで多いわけではなかったですが、注目のアーティストが多く新譜を出した印象です。コロナの逆風に負けずにいいものが出てくることが本当にうれしいですね。
結婚式に向いているかどうかは別として選ぶ、2022年2月の注目リリースです!
ずっと真夜中でいいのに。 - 伸び仕草懲りて暇乞い
今一番勢いのあるネット初アーティスト ずっと真夜中でいいのに。の新EP「伸び仕草懲りて暇乞い」です。
ネット初の、いわゆる夜系アーティスト(YOASOBI・ヨルシカ・ずっと真夜中でいいのに。)はいずれも人気を獲得していますが、その中でも今一番勢いがあってアツいアーティストかと思います。
何といっても楽曲のクオリティの高さが魅力的で、キメやメロディといった楽曲の作りの部分も良く出来てますし、リズム隊(ベース・ドラム)の演奏技術もずば抜けて高いと感じます。
曲調もしっとりしたものからテンポの速いボーカロイド曲のようなもの、ファンクやフュージョンの要素が強いものなどかなり幅が広くまだまだ伸びていくアーティストだと思います。
ライブでのアレンジ力もかなり高く、三味線やリールを使った演奏、扇風機を使った演奏、電子レンジを使った演奏など、他ではなかなか見ることが出来ない楽器を用いてライブ感を出すことが非常に上手いです。
コロナ禍で逆風の中でありながら、メジャーデビュー4年目にして日本最大級のアリーナさいたまスーパーアリーナでのライブを控えている、最近のネット初アーティストには珍しいライブアーティストです。
大橋トリオ - ohashiTrio best Too
ベスト盤ということでコチラで紹介することにしました、大橋トリオのohashiTorio best Tooです。
デビュー15周年ということで本人監修の2枚組ベストアルバムがリリースされました。
ジャズの要素を感じるオシャレ寄りのJ-POPといった印象で、何よりも聞き流しやすいというのが特徴のアーティストです。
結婚式でいうと歓談曲が一番合うというちょっと特異なアーティストですが、他にあまりいないジャンルのアーティストということもありとても評価が高いです。
家でゆっくり過ごす時間や、電車の中、ドライブ中などふとした時に流すことが出来るアーティストなので是非聞いてみてください。
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